2016年2月5日に公開される『オデッセイ』は、火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを緻密な科学描写とともに描いた、<アンディ・ウィアー>のベストセラー小説『火星の人』(2011年)を映画化した作品です。
極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への希望をもって生き続ける主人公「マーク・ワトニー」を<マット・デイモン>が演じ、『エイリアン』(1979年)・『ブレードランナー』(1982年)などSF映画の傑作を残してきた巨匠<リドリー・スコット>がメガホンをとっています。火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまった「ワトニー」。仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測される「ワトニー」を置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまいます。
しかし、奇跡的に死を免れていた「ワトニー」は、酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていきます。
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