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- 脱皮した「ダイオウグソクムシ」亡くなる@鳥羽水族館
「ダイオウグソクムシ」(画像:鳥羽水族館)
三重県鳥羽市の鳥羽水族館は10日、10月に脱皮した深海生物「ダイオウグソクムシ」 が死んだと発表しています。一般的な関心ごとではないと思っていましたが、地元放送局の「ラジオ関西」のニュースでも報道されていました。死因は不明なため、同館は今後、解剖を実施するようです。
死んだ「ダイオウグソクムシ」はメキシコ湾で採集されたオスで、2014年5月末から飼育され、体長約30センチ、体重は約1キロ。10月に後半部のみ脱皮していました。
脱皮の確認は世界で5例しかなく、過去4例はいずれも体の後半部を脱皮後に死んでいます。水族館によりますと、前半部を脱皮すれば世界初とのことでした。
飼育員が10日午前に死んでいるのを見つけています。10月13日に脱皮が確認され、前日まで変わった様子はなかったといいます。
等脚目スナホリムシ科の「ダイオウグソクムシ」はダンゴムシの仲間で海底に沈んだ動物や魚の死骸を食べることから「深海の掃除屋」とも呼ばれています。
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