「阪神・淡路大震災」から25年
Jan
16
観測史上初めてマグネチュード7。3を記録した「阪神・淡路大震災」では、住宅約25万棟が全半壊するなどし、避難者はピーク時31万人を超えました。
高齢者だけを対象とした復興住宅の見守り活動も、孤独死対策として必要性が高まってきています。災害復興住宅で昨年1年間、誰にもみとられずに独居死した人は75人に上っています。
復興の街づくり事業は兵庫県内で唯一残った神戸・新長田の再開発事業も2月に完了の見通しが立ち、県内の被災地で行われた6地区の市街地再開発事業と18地区の土地区画整理事業が全て終わることになります。被災者支援のための財源となってきた復興基金は2020年度で全事業を打ち切り、解散する予定で、一応ひと区切りの節目の年になりそうです。
今後、経済の低成長が見込まれる中、震災で他都市に後れを取った街の活力を、住民の高齢化と少子化の続く中でどう保つのかという大きな課題に向き合うことになりそうです。
Posted at 2020-01-16 15:00
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Posted at 2020-01-16 15:20
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