<中村獅童> <中村七之助> <中村勘九郎>
二代目<中村獅童>(47)、六代目<中村勘九郎>(38)、二代目<中村七之助>(36)らが出演する3年ぶりの「赤坂大歌舞伎」の演目が、「怪談 牡丹燈籠」に決定、5月5日(火)から24日(日)に東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演されます。
「赤坂大歌舞伎」は、十八代目<中村勘三郎>の「芸能の街・赤坂で歌舞伎を!」という一言から2008年にスタートし、誰にでも親しみやすい演目で幅広く人気を博してきた名物シリーズです。
2013年からは<中村勘九郎>、<中村七之助>兄弟が亡き父の遺志を継いで公演を続け、さらなる進化をさせてきました。
シリーズ6回目となる今回は、<中村獅童>も加わり、期待を集めています。今回上演される「怪談 牡丹燈籠」は、<三遊亭圓朝>の長編落語が原作で、三大怪談噺(四谷怪談・皿屋敷・牡丹燈籠)の一つとされています。
明治25年に歌舞伎になって以降、何度も上演されてきた演目で、「赤坂大歌舞伎」では、脚本と演出に2019年、NHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマ「令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear」でも脚本・演出を手掛けた<源孝志>を迎えています。
原作落語にある人間模様の面白さを再発掘し、新たな解釈も加え、男女の愛憎、富を手に入れ狂い出す人生、忠義ゆえにたくらんだ仇討ち、情事とサスペンスまでもがからみ合う、人間の煩悩や本質をも描かれていく濃厚な物語の登場人物を、今後の歌舞伎界を担う役者たちが競演します。
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