『64 ロクヨン』(2016年)の監督が、『ヘヴンズ ストーリー』以来8年ぶりとなる自身のオリジナル企画として手がけた青春群像劇『菊とギロチン』が2018年7月7日より全国で公開されます。
大正末期、人びとが閉塞感にあえぐ関東大震災直後の日本。ある日、東京近郊に女力士たちに交じって、元遊女などワケあり娘が集う女相撲の一座「玉岩興行」がやって来ます。新人力士の「花菊」は、夫の暴力に耐えかねて家出をして女相撲に加わり、「強くなって自分の力で生きたい」という一心で厳しい練習を重ねていました。
興行当日、会場には師と仰ぐ思想家の「大杉栄」が殺害され、その復讐を画策するためにこの地に流れ着いた「中濱鐵」と「古田大次郎」らアナキスト・グループ「ギロチン社」の若者たちの姿がありました。「格差のない平等な社会」を標榜する彼らは、女力士たちの戦いぶりに魅了され、彼女たちと行動を共にするようになります。新人力士「花菊」役の<木竜麻生>のほか、<東出昌大>、<寛一郎>、<韓英恵>らが出演。ナレーションを<永瀬正敏>が務めています。
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