小惑星地球に接近@2020年3月29日
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1998年に初めて見つかったこの小惑星は、地球から約630万キロの地点を時速3万キロ以上で通過する見通し。NASAによりますと直径は約1.8~4キロで、もし地球に衝突すれば世界的な影響を引き起こす恐れがあるといいます。
地球接近の予定時刻は、米国東部時間で来月29日の午前4時56分とされています。
同小惑星は、地球の軌道近くを通過するとの理由から一時危険な天体に分類されていましたが、現在は地球に影響を及ぼし得る事象をまとめたNASAのリストから外れています。その大きさは、向こう2カ月の間に地球に接近する小惑星の中で最大となっています。
これまでで最も大きな小惑星が地球に接近したのは2017年9月1日。直径は推計で約4~8.9キロでした。この小惑星は2057年の9月2日に再び地球に接近すると予想されています。