新型コロナウイルスのCG(画像:米疾病センター)
日本国内で新型コロナウイルスの感染者が、22日に51人確認され、クルーズ船の乗客乗員らを加えた国内の感染者数は全体で1810人となっています。岡山県では初めて感染者を確認しています。新たに5人が亡くなり、クルーズ船を含めた死者は49人になりました。
死亡したのは、群馬県1人、埼玉県1人、大阪府1人、兵庫県2人で、兵庫県の2人は、クラスター(感染者集団)が生じた伊丹市の介護老人保健施設「グリーンアルス伊丹」を利用している70代男性と、利用者とつながりがある80代女性でした。岡山県の感染者はスペイン旅行からの帰国者でした。
感染者が多かったのは大分県8人、埼玉県と大阪府各6人など。
大分県では、感染が相次いでいる国立病院機構大分医療センター(大分市)に勤務する20~50代の女性看護師4人と80~90代の入院患者・元入院患者の女性3人、県立病院(大分市)に勤務する50代の女性看護師1人の陽性が確認されています。県立病院の看護師はセンターから転院した感染者の80代男性に対応していたことが判明。センター内でクラスターが発生したとみて職員や入院患者ら計約600人のPCR検査を進めるとともに、県立病院でも検査を実施します。
各自治体によりますと、感染拡大が続くヨーロッパ諸国からの帰国者の感染確認も相次いでいます。埼玉県川口市ではフランスを訪れていた40代の自営業男性の感染が判明。大阪府枚方市の40代の夫婦と未就学女児の3人は18日にスペインから帰国し、自宅待機中に発症しています。
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