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- 『剣の舞 我が心の旋律』@<ユスプ・ラジコフ>監督
バレエ音楽『剣の舞』にスポットを当てた原題『Tanets s sablyami』が、邦題『剣の舞 我が心の旋律』として、2020年7月31日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されます。
第2次世界大戦下のソビエト連邦を舞台に、<プロコフィエフ>、<ショスタコーヴィチ>と共にソヴィエト3巨匠の一人と称された作曲家<アラム・ハチャトゥリアン>(1903年5月24日(グレゴリオ暦6月6日)~1978年5月1日)が一晩で書き上げたといわれる『剣の舞』(1942年)の真実に焦点を当てた作品です。
レニングラード国立オペラ・バレエ劇団の公演『ガイーヌ』の音楽を担当する「アラム・ハチャトゥリアン」は、振付家「ニーナ」から連日のように変更を伝えられては修正に追われる日々を送りますが、初演が迫ったある日、文化省の役人「プシュコフ」から『ガイーヌ』の結末を変更された上に「最終幕に士気高揚する踊りを追加せよ」と命じられ、作曲家人生を懸けて理不尽な挑発に立ち向かいます。
祖国アルメニアへの思いを音楽で表現する「アラム・ハチャトゥリアン」役に<アンバルツム・カバニャン>、「アラム」の宿敵の「プシュコフ」役にドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の<アレクサンドル・クズネツォフ>が扮しています。
監督と脚本はウズベキスタン出身の<ユスプ・ラジコフ>が務めています。<ラジコフ>監督は「アラム・ハチャトゥリアン」の自伝や記録、遺族の証言から、不本意ながら生まれた『剣の舞』完成前後の約2週間に着目し、約5年の歳月をかけて史実を元に誕生秘話を執筆したとのことです。
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