組み立て中の「こうのとり」9号機(画像:JAXA)
国際宇宙ステーションに物資を届ける宇宙航空研究開発機構(JAXA)の補給機「こうのとり」9号機が、21日午前2時半に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。
今回の任務が最後で2009年の初号機以降、8回の打ち上げで成功率は100%。国際貢献を続けてきました。2021年度以降は開発中の後継機「HTVーX」と交代、将来の月や火星探査を見据えた新技術が試されます。
「こうのとり」は日本の主力ロケット「H2B」で打ち上げられ、最大6トンの荷物をステーションに届けてきました。「H2B」も今回の打ち上げで引退となります。到着は5月25日の予定で、ステーションに食料品や科学実験装置などの物資を届けます。
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