香港ビクトリア公園(画像:ロイター)
中国が民主化運動を武力弾圧した1989年の「天安門事件」から31年目になる4日、香港中心部のビクトリア公園で、集まった市民らが事件の犠牲者を追悼し、中国が香港への導入を決めた 「国家安全法制」 への反対を訴えました。
毎年恒例の大規模な追悼集会は新型コロナウイルス対策で警察が禁止しましたが、市民らは事実上集会を強行しています。
香港メディアによりますと、参加者は1万人以上に上っています。1月の新型コロナ感染拡大以降、最大規模の抗議活動とみられ、同法制導入に対する市民らの反発の大きさを示しています。
香港立法会(議会)は4日、中国国歌の侮辱を禁じる 「国歌条例案」 を可決しています。
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