神戸：ファルコンの散歩メモ

将棋の＜藤井聡太七段＞（１７）が１０日、大阪・関西将棋会館で指された 第６８期王座戦２次予選第５ブロック決勝 で、後手の＜大橋貴洸六段＞（２７）に１１０手で敗れ、挑戦者決定トーナメント進出を逃しています。８日の第９１期棋聖戦５番勝負第１局で ＜渡辺明棋聖＞（３６・棋王、王将）に先勝 して中１日という日程を突破できず、今期初の黒星となり連勝は１０でストップしています。

前名人＜佐藤天彦九段＞（３２）と＜永瀬拓矢２冠＞（２７・王座、叡王）を立て続けに破り棋聖戦挑戦権を得て、８日の第９１期棋聖戦５番勝負第１局で＜渡辺明棋聖。（３６・棋王、王将）に先勝して中１日。今月に入って４局目という日程は、＜藤井聡太七段＞といえども厳しかったようです。

新型コロナウイルスの感染拡大防止策で１００キロを超す移動ができないため、対局を休んでいましたが、この日は４月１０日の王位戦挑戦者決定リーグ戦（対菅井竜也八段）以来、２か月ぶりに所属する“本拠地”関西将棋会館での対局でした

しかし敗れてもなお、対局ラッシュは続きます。次回の公式戦は１３日（土）の＜阿部健治郎七段＞（３１）との第６１期王位戦挑戦者決定リーグ戦・白組の最終局。勝てばすんなり、紅組覇者を相手に今月２３日（火）、＜木村一基王位＞（４６）との挑戦権を争います。その前の２０日（土）には竜王戦３組ランキング戦決勝で師匠＜杉本昌隆八段＞（５１）との２年３か月ぶり２度目の師弟対決が待ち受けています。