世界遺産ガラパゴス諸島を抱える南米エクアドルが、自国の排他的経済水域(EEZ)付近で操業を繰り返す中国の大漁船団に懸念を強めています。
2017年8月14日には同諸島沖の海洋保護区で希少なサメなど約300トンを積んだ中国船がエクアドル海軍に拿捕される事件があり、エクアドル政府は「海洋資源荒らし」への地域一体となった対策を訴えています。
ガラパゴス国立公園のこの海域は、一切の漁業が禁じられている海洋保護区ですがが、世界で最もサメが多い海域でもあるため、アジア向けのサメのヒレ(フカヒレ)と肉を狙った密漁が後を絶ちません。
エクアドル海軍は7月半ば、ガラパゴス諸島に近い(EEZ)境界外に約260隻の外国船団を確認。<ハリン>国防相は大部分が中国船で、海上や上空から監視を続けていると明らかにした上で「境界内に侵入すれば拿捕する」と警告しています。
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