『婚約者の友人』@<フランソワ・オゾン>監督
Oct
21
1919年、ドイツ。婚約者「フランツ」をフランスとの戦いで亡くした「アンナ」は、「フランツ」の両親と共に悲嘆に暮れる日々を送っていました。ある日、「アンナ」は見知らぬ男が「フランツ」の墓に花を手向けて泣いているところを目撃します。「アドリアン」と名乗るその男は戦前のパリで「フランツ」と知り合ったと話し、彼が語る「フランツ」との友情に、「アンナ」も「フランツ」の両親も癒やされていきます。
「アンナ」は「アドリアン」に次第に惹かれていくのですが、「アドリアン」はある秘密を抱えていました。
アドリアン役に『イヴ・サンローラン』(2014年・監督: ジャリル・レスペール)の<ピエール・ニネ>。『ルートヴィヒ』(2012年・監督: ピーター・ゼアー、 マリー・ノエル)の<パウラ・ベーア>が「アンナ」役を演じ、第73回ベネチア国際映画祭( 2016年9月10日)でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞しています。