『この世の果て、数多の終焉』@<ギョーム・ニクルー>監督
Aug
13
1945年3月。フランス領インドシナに進駐していた日本軍がクーデターを起こし、それまで協力関係にあったフランス軍に一斉攻撃を仕掛けました。駐屯地での殺戮を生き延びた青年兵士「ロベール」は、兄を殺害したベトナム解放軍の将校「ヴォー・ビン・イェン」への復讐を誓い部隊に復帰します。ジャングルでのゲリラとの戦いが苛烈を極める中、「ロベール」はベトナム人の娼婦「マイ」(ラン=ケー・トラン)に惹かれますが、復讐に取り憑かれた彼はもはや後戻りできません。やがて理性を失った「ロベール」は、さらなるジャングルの奥地へと突き進んでいきます。
『ハンニバル・ライジング』(2007年・監督: ピーター・ウェーバー)の<ギャスパー・ウリエル>が主演を務め、<ジェラール・ドパルデュー>が共演しています。「フランス映画祭2018」では『世界の果て』のタイトルで上映された作品です。