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- 恐竜の化石からがんの痕跡発見@王立オンタリオ博物館
骨肉腫というがんが見つかった恐竜のすねの骨を2方向から撮影した写真(左半分)とCTによる立体復元図。黄色く着色した部分ががんで、赤は骨髄が入っている骨髄腔という部位(画像:王立オンタリオ博物館・マクマスター大学提供)
カナダの王立オンタリオ博物館などのチームは18日までに、カナダで発掘された恐竜の化石からがんの痕跡を世界で初めて見つけたと発表しています。
人間の診断でも使うコンピューター断層撮影装置(CT)や顕微鏡で、すねの骨の組織を詳しく調べ、形態から骨のがん「骨肉腫」と特定しています。
この恐竜は頭の後ろのフリル(襟飾りのような部分)や角を持つ植物食の角竜類「セントロサウルス・アペルタス」で、白亜紀後期の約7700万~7550万年前に生存していました。研究チームは、「絶滅した動物と人間の病気を比べれば、病気の長い歴史をたどるヒントになる」としています。
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