文化審議会は16日、疫病退散を祈願する祇園祭を営む「八坂神社」(京都市東山区)の本殿1棟が新たに国宝に指定されることになりました。
江戸時代前期に焼失したあと江戸幕府によって再建された本殿は、「祇園造」と呼ばれる独特で入り組んだ構造になっています。
正面には祈とうなどを行う礼堂が、ひさしを伸ばした東西にはそれぞれ4つの小部屋が配置され、日本古来のひわだぶきの屋根で覆われています。
境内の「疫神社本殿」や境内外の「四条旅所本殿」(下京区四条通寺町東入ル)など社殿群26棟を重要文化財(重文)に追加するよう、<萩生田光一>文部科学相に答申しています。
京都府内建造物における国宝は52件73棟、国宝を除く重文は246件625棟になります。
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