Blog Thread
- 「マイマイカブリ」@NHK大河ドラマ『麒麟がくる』
8日、俳優の<長谷川博己>が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(日曜後8・00)は、第31話が放送されました。
「朝倉義景」(ユースケ・サンタマリア)と戦った「織田信長」(染谷将太)の撤退戦「金ケ崎の退き口」(1570年、元亀元年)が描かれ、番組中の「木下藤吉郎」セリフにオサムシ科の昆虫「マイマイカブリ」が登場し、驚きました。
俳優の<佐々木蔵之介>演じる「木下藤吉郎」が、退却戦の殿を志願。「藤吉郎」は「明智光秀」(長谷川博己)に妹を亡くした身の上話をした後、「ご存じか?この虫には、羽がある。しかし、こやつは使い方を知らぬ。飛ぶことを知らんのです。この狭い地べたをはい回って、一生を終える。この虫はわしじゃ」と捕まえた虫を自身になぞらえ「わしにも羽はある!わしは飛ばぬ虫で終わりたくない」と手柄がほしいと土下座し、お願いした場面に「マイマイカブリ」が登場しています。
「マイマイカブリ(蝸牛被)」は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科オサムシ亜科に分類される昆虫の1種。成虫の体、特に頭部が前後に細長い大型のオサムシです。日本の固有種で、地域変異が大きく、多くの亜種に分化しており、 左右の前翅は羽化後にそのまま融合してしまい開くことができません。さらに後翅も糸状に退化しているため 飛ぶことができない昆虫 ですが、この 元亀元年の時代に飛べない昆虫としての一般認識があったのかと疑問に思える場面でした。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account