NHKニュースによりますと、英紙タイムズは、今夏の東京五輪・パラリンピックを巡り、新型コロナの影響で「日本政府が中止せざるを得ないと内々に結論付けた」と報じているようです。
「日本、コロナのせいで五輪脱出を模索」と題した東京発の記事が電子版に掲載されているようで、連立与党幹部の話として「既に1年延期された大会は絶望的だとの認識で一致している。今は次に可能な2032年大会の開催を確保することに焦点が当てられている」と伝えています。
「誰も最初に言いたがらないが(開催は)難しすぎるというのが一致した意見」との関係筋の談話を紹介し、IOCと日本政府が表向きには五輪開催は可能と主張しているとまとめています。
日本政府は開催中止と言いだせば、違約金(IOCの重要な基盤となっている米テレビ局の放映権料(1大会約1200億円)を補填する金額)の問題が発生してきますので、ダンマリでしょう。
IOCの <バッハ>会長 は、予定通り開催の意向を表明しているようですが、IOCと日本政府の今後の駆け引きが見ものです。
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