週明け15日の東京株式市場は、取引開始直後から買い注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は一時、3万円台をつけました。取引時間中としては1990年8月3日以来、約30年6か月ぶりの値になります。終値でも3万円を超え、先週末より564円8銭(1.91%)高い3万84円15銭で取引を終えています。
週明けの15日の東京株式市場、去年10月から12月までのGDP=国内総生産の伸び率が市場の予想を上回ったことを手がかりに、取り引き開始直後から買い注文が膨らみました。
コロナの影響で、日経平均は昨年3月、1万6552円まで急落しています。その後は各国の経済対策で景気が上向くとの見方から、上昇基調となりました。昨秋以降はワクチン開発や米国の追加経済対策への期待が広がり、バブル崩壊後の最高値を更新していました。
日経平均株価としては、1989年12月29日につけた3万8915円(終値)が史上最高値です。バブル崩壊で株安が続き、リーマン・ショック翌年の2009年3月には7054円まで落ち込みました。2012年(平成24年)の第2次安倍内閣発足に伴う経済政策「アベノミクス」で株価は上昇気運に乗りました。
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