『第42回 吉川英治文学新人賞』
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同賞は2020年1月1日から12月31日までに、新聞、雑誌、単行本等で優秀な小説を発表した作家の中から、最も将来性のある新人作家に贈呈される賞で、過去には<和田竜> 『村上海賊の娘』 (第35回)、<辻村深月> 『ツナグ』 (第32回)、<柳広司>『ジョーカー・ゲーム』(第30回)など、話題作が受賞しています。
<加藤シゲアキ>は、「NEWS」のメンバーとして活動しながら、2012年に『ピンクとグレー』(角川書店)で作家デビュー。以降、4作を発表し、話題を集める。『オルタネート』は、昨年12月18日に 第164回直木賞へのノミネート が発表されると、1月21日には『本屋大賞』に初ノミネートされるという快挙が続いたことを受け、新潮社は増刷を行い。現在までに累計13万部(6刷)を記録しています。
<武田綾乃>は、2013年に、第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』(宝島社)が出版されてデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』(宝島社)がテレビアニメ化されて話題に。同シリーズは映画化(2016年・監督: 石原 立也)、作画 <はみ>により 漫画化もされ、人気を集めています。