終値3万2862ドル30セント@ダウ平均株価
Mar
18
一時取引時間中<12:11>には史上最高値「3万3220ドル80セント」を更新。その後反落し、前日比153ドル07セント(0.46%)安の3万2862ドル30セントで取引を終えています。
米連邦準備理事会(FRB)のゼロ金利政策の長期化がインフレを加速させるとの見方から、長期金利が1年2カ月ぶりの水準に上昇しました。長期金利上昇が株価の逆風になりやすいハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄を中心に売られました。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、2023年末までゼロ金利政策が続くとの予想が示されました。<パウエル>FRB議長は会合後の記者会見で、インフレ圧力が高まっても「一時的」として静観する姿勢を示しています。
米政府の追加経済対策とゼロ金利政策の両輪でインフレが強まるとの見方から、18日の米債券市場では長期金利が一時(1.75%)と昨年1月以来の水準に上昇、長期金利の上昇が続けば相対的な割高感が高まるとの見方から、PERが高いハイテク株を中心に売りが広がりました。