証券最大手の野村ホールディングス(HD)が米国で巨額損失発生の可能性があると29日に発表しています。損失額は未定として公表していませんが、直近26日時点の市場価格でみて最大で約20億ドル(約2200億円)規模になるといいます。
野村hdによりますと、米国の子会社と大口顧客との取引で損失が発生し、20億ドルを顧客へ請求する事態になったといいます。顧客名や取引内容を明らかにしていませんが、最悪の場合は全額回収できなくなるようです。
取引に関連して持つ有価証券の売却状況や市場価格の変動で請求額は変わる可能性があり、業績への影響がわかり次第公表する予定になっています。これを受け、23日に条件を決めた米ドル建て普通社債32億5千万ドル(約3575億円)の発行見送りも決めています。発行は今後の業績を見たうえで改めて考えるとしています。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account