英国の医薬品規制当局は、英製薬大手「アストラゼネカ」製の新型コロナウイルスワクチンの接種後、国内で計30人に血栓症や血小板数の低下が確認され、うち7人が死亡したと英メディアが3日伝えています。 ただ、接種と血栓の因果関係は明らかになっておらず、接種の効果がリスクを上回るとして当局は接種を継続する方針です。 「アストラゼネカ」製は英国内で約1810万回接種されています。英国では、「アストラゼネカ」製のほか「ファイザー」製のワクチンが接種に使われており、人口の半数近くに当たる3100万人が少なくとも1回目の接種を受けています。