15日の東京株式市場で日経平均株価は、寄り付き後の価格を下げていますが、小幅に反発し、前日比21円70銭(0.07%)高の2万9642円69銭で取引を終えています。
米株価指数先物が日本時間15日の時間外取引で堅調に推移し、東京市場でも日経平均先物への散発的な買いを誘いました。
前日の米株式市場で景気敏感株が買われた流れを引き継ぎ、海運株や自動車株などが堅調に推移したことも支えになっています。
半面、国内の新型コロナウイルスの感染者増が国内景気の下押しにつながるとの懸念が強まる中、積極的に持ち高を傾ける動きは限られ、薄商いの中での一進一退が続き、午後も中国・上海総合指数などの下げを嫌気した売りに押され、日経平均は下げる場面がありました。
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