25日付の中国共産党機関紙・人民日報や軍機関紙・解放軍報は、23日に南シナ海に面した海南島で行われた初の強襲揚陸艦を含む主要艦艇3隻の就役を報道しています。主要艦艇3隻が同時に就役したのは初めてのことで「南シナ海を支配する決意を鮮明にした」との現れのようです。
23日に就役したのは強襲揚陸艦「075型」(艦名「海南」、推定排水量4万トン)、最新鋭駆逐艦「055型」(艦名「大連」、推定排水量1万2000トン)、戦略原子力潜水艦(艦名「長征18号」)の3隻です。
23日は海軍創設72年の記念日で、<習近平>国家主席(中央軍事委員会主席)が式典に出席し、急ピッチで進む海軍力の増強ぶりを誇示しています。
海南島は南シナ海を管轄する南海艦隊の拠点であり、強襲揚陸艦「075型」は、「多方面に使用される」ようで、南シナ海だけでなく台湾も展開対象に含まれる可能性があります。<習近平>国家主席は軍事的に米国に対抗していく態度を一層強めた形です。
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