<阪神タイガースWomen>(3)初勝利@大阪体育大学女子硬式野球部
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2回裏「0ー0」の場面で、<中江映利加>選手が放った三塁線を抜けるタイムリーで<田口真奈>選手がホームへ生還。チームにとっての初めての1点を先制しています。一時は「2ー2」の同点に追い付かれましたが、最終回に1点を追加し初陣を勝利で飾っています。
同チームは女子野球人口を増やし、女子が野球を始めやすい、続けやすい環境づくりなどを目的に今年1月、創設されています。18人の選手が所属し、女子プロ野球史上初の500本安打を達成しワールドカップ(W杯)4度の出場経験を誇る<三浦伊織>選手が初代主将を務めています。
阪神球団と女子選手との間に雇用契約はなく、それぞれの選手が就業・就学しながら女子野球選手として活動しています。練習場所は主に阪神甲子園球場(甲子園町)や鳴尾浜球場、鳴尾浜臨海野球場で行っています。
今月は残り4回の練習試合が予定されており、5月下旬より開催されるラッキートーナメント(関西女子硬式野球連盟主催)が初めての大会出場となる予定です。
<三浦伊織>、<坂東瑞紀>、<水流麻夏>の3選手は侍ジャパン女子代表に選出されており、2021年後半にメキシコで開催されます「第9回WBSC女子野球ワールドカップ」へ出場します。同大会は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、2021年3月へ開催が延期されていましたが、再度延期となっており、詳しい開催日時は未定です。