12日の東京株式市場での朝方は、きのう急反落した反動で上昇する場面もありましたが、一巡後は売り優勢に傾き下げに転じています。日経平均株価(225種)は一時、前日終値から600円超値下がりし、2万8000円の大台を割り込んでいます。取引時間中に2万7000円台をつけるのは、今年(2月1日)以来、3か月余りぶりでした。
前日の米株式相場で主要株価指数がそろって下落したことが嫌気され、幅広い業種が売られています。
終値は、前日比461円08銭(1.61%)安の2万8147円51銭で取引を終えています。
米長期金利の先高警戒が根強いなか、時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移するとともに、先物に断続的な売りが出て下げ幅が拡大しました。後場中盤には2万7888円59銭(前日比720円00銭安)まで下落ています。その後は下げ渋りましたが、戻りは限定されています。
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