20日の東京株式市場での朝方は、前日の米株安を受け、売りが先行しました。前日に暗号資産(仮想通貨)の「ビットコイン」の価格急落も、投資家心理の悪化につながっています。
ただ、節目の2万8000円を下回る水準では押し目買いや売り方の買い戻しなどが入り、日経平均をプラスに押し上げています。日経平均株価は小幅反発し、前日比53円80銭(0・19%)高の2万8098円25銭で取引を終えています。
投資尺度の面から値ごろ感が強いとされる銘柄などへの買いが優勢でした。米株価指数先物が日本時間20日午後に下げ渋ったことで、短期筋が運用リスクを取りやすくなった面もありました。
個人投資家たちが心配した都市伝説的な「ガッキーショック」は起こらなかったようです。
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