ダウ平均株価(5月26日)@終値3万4323ドル05セント
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米国で新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、経済活動の正常化が進むとの見方から景気敏感株中心に買いが入りました。ただ、ダウ平均は過去最高値近辺にあり、短期的な利益確定売りも出て上値は重く伸び悩んでいます。
米国では25日時点で18歳以上の半数に当たる1億2900万人が新型コロナワクチンの必要な回数の接種を完了しています。<バイデン>米政権が掲げる7月4日の独立記念日までに国民生活を平常時に戻すとの目標に近づいているとの期待感が高まっています。
米連邦準備理事会(FRB)の<クオールズ>副議長が26日、国債など資産購入の縮小(テーパリング)を巡り「労働市場の改善が望んでいたよりも遅い」と議論開始に慎重な見方を示しています。雇用回復の鈍さを懸念する(FRB)が、緩和的な金融政策を長引かせるとの観測も株式相場を下支えしています。