ダウ平均株価(6月22日)@終値3万3945ドル58セント
Jun
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想定より早く政策金利の引き上げが行われるのではないかという見方が出たことなどを受けて5営業日連続で値下がりし、下落幅は1100ドルを超えていました。米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル>議長の議会証言を受けて早期の利上げ観測がやや和らぎ、買い安心感が広がったようです。
<パウエル>議長は足元のインフレ率の高まりについて「一過性の供給制約などが和らげば長期的な目標に向けて低下していく」との考えを改めて示しています。「新型コロナウイルス後の回復は長い道のりだ」とも述べ、前週に強まった利上げ前倒し観測がやや後退しています。
米長期金利は(1.4%)台後半で落ち着いており、主力ハイテク株など高PER(株価収益率)銘柄にも買いが入っています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比111.788ポイント高い1万4253.268と1週間ぶりに過去最高値を更新しています。