ダウ平均株価(8月4日)@終値3万4792ドル67セント
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朝方発表された民間の米雇用指標が市場予想を大幅に下回り、雇用回復の遅れが警戒されました。米長期金利の低下も投資家に景気減速を意識させ、景気敏感株が売られています。
米雇用サービス会社「ADP」が発表した7月の全米雇用リポートで非農業部門雇用者数(政府部門除く)が前月比33万人増と、市場予想(65万3000人増)を大幅に下回りました。
米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和が長期化するとの見方につながり、米長期金利は一時前日比(0.05%)低い(1.12%)と2週間ぶりの低水準になっています。新型コロナウイルスの高い「変異株(デルタ型)」の感染が米国でも拡大しており、長期金利低下は米景気の懸念を反映しているようです。