ど根性な「テッポウユリ」として、植物記にたびたび登場しています。
特に最近あちらこちらの道路脇や法面、植え込みのすきまからスッと伸びた茎に真っ白いユリそのものの花が目立つようになってきてます。
気になり調べてみましたら「テッポウユリ」と「タカサゴユリ」の交配種のようです。自然交配と書いてある情報が多いのですが、切り花用に1939年(昭和14年)頃、長野県の<西村進>氏が交配育種させたようで【シンテッポウユリ(新鉄砲百合)】と呼ばれているようです。
一般にユリは球根で増えるのですが、この花は「種」で増えることができます。しかも、種を撒いてから10ヶ月程度で花をつけます。花のあと実ができます。その実が茶色になると中に薄い羽のような種がびっしり入っています。種は軽く風に乗って飛んでいき、着地した場所で、また芽を出し育って繁殖します。
きれいな花ですので、除去するのは忍びないのですが、他のユリとの交配が危惧される危険種とされています。
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Posted at 2021-08-20 18:05
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Posted at 2021-08-21 00:26
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Posted at 2021-08-20 19:49
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Posted at 2021-08-21 00:28
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