日経平均株価(9月3日)@終値2万9128円11銭
Sep
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前日の米株式市場で、ダウ平均株価(30種)が続伸、ナスダック総合株価指数やS&P500種の主要株価指数がそろって最高値を更新した流れを受け、東京市場でも朝方から買い注文が優勢となりました。
午後の取引開始直後には、<菅義偉>首相が自民党総裁選に出馬しないと表明したことを受け、支持率が低迷する<菅>政権の退陣が好感されたとみられる(6月28日)の「2万9048円02銭」以来となる2万9000円台を回復しています。一方、日経平均は前日までの4日間で900円超値上がりしており、政局の流れとともに、週明けの高値の利益確定売りでの続落も心配です。
<菅義偉>首相が辞任を表明したことを受け、人事の交代もなくなり与党の政権運営が安定するとみられ、新たな経済対策が打ち出されるとの期待感から買いが広がりました。東証株価指数(TOPIX)が年初来高値を更新したことで、今後も海外勢の見直し買いが入るとの観測も浮上しているようです。