今年の読書(82)『スパイ映画大解剖』(三栄書房)
Oct
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本誌では、<ダニエル・クレイグ>主演『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日より公開中ですが、『007』シリーズの特集を90ページにわたって組まれています。シリーズのポスターや歴代のジェームズ・ボンド、ボンドガール、ボンドカー、スパイグッズ図鑑などが紹介されています。<竹中直人>がボンドを語るインタビューも収録。そのほか世界を股にかけるスパイ映画がジャンルごとに取り上げられています。
収録されている作品としては、『オースティン・パワーズ』(1997年・監督:ジェイ・ローチ)・『キングスマン』・『裏切りのサーカス』・『ボーン・アイデンティ』・『ミッション・インポッシブル』・『シュリ』・『インファナル・アフェア』・『ラスト、コーション』・『チャーリーズ・エンジェル』・『ソルト』・『ハンナ』・『レッドスパロー』と多岐にわたって取り上げられています。
スパイ映画でいえば、北京での非合法工作に失敗し、拘束されてしまった愛弟子(ブラッド・ピット)を救出するために、CIAの引退間際 のベテランスパイ(ロバート・レッドフォード)がそのネットワークと知力を駆使して救出する <トニー・スコット>監督の『スパイゲーム』(2001年)が、私のお気に入りです。