『スタートレックⅡ カーンの逆襲』@<ニコラス・メイヤー>
Oct
16
建造から20年がたち老朽化したエンタープライズ号は練習艦となり「カーク」提督(ウィリアム・シャトナー)は地上任務に戻り、「スポック」(レナード・ニモイ)はエンタープライズの艦長となっていました。今回の任務は、「カーク」提督の査察のもと候補生達を乗せて訓練航海に出航する平穏なもののはずでした。
しかしその頃、20世紀の遺伝子工学によって生まれた優生人類カーンたちは連邦艦U.S.S.リライアント号を乗っ取り、かつて「カーク」船長らによって追放されていた流刑星からの脱出を果たしていました。
カーンは「マーカス」博士たちが研究していた計画、命のない不毛の星に生命を誕生させる「ジェネシス計画」の存在を知り、それを狙っていました。生命を生み出す力を持つ一方で大いなる破壊力をも合わせ持つジェネシス装置を奪い宇宙を支配し、「カーク」提督への復讐を果たすべくカーンの攻撃が始まります。