15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比144円64銭(0・49%)高の2万9754円61銭でした。前週末の米株式相場の上昇が支援材料となったほか、好決算を発表した銘柄の物色も続き、上げ幅は一時250円を超えています。
終値は前日比166円83銭(0.56%)高の2万9776円80銭で取引を終えています。
前週末の米株式市場でハイテク株を中心に買われた流れを引き継いで、東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)やエムスリーといったハイテク関連銘柄に買いが入っています。前週末に今期見通しを引き上げた東エレクが最高値を更新し、値がさの半導体株に資金が向かったのも相場の支えとなりました。
7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比(0.8%)減、年率換算で(3.0%)減と市場予想を下回っています。ただ国内では製造業を中心に4~9月期の堅調な決算内容を確認できていたこともあり、反応は限られました。
買い一巡後は次第に伸び悩んでいます。3万円の大台を前にした利益確定売りや戻り待ちの売りが重荷になっています。
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Posted at 2021-11-15 00:51
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Posted at 2021-11-15 01:02
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