「北京冬季五輪」@「外交ボイコット」問題
Nov
20
<バイデン>米大統領は15日(日本時間16日)、中国の<習近平>国家主席とオンライン形式で初めて会談し、米中の衝突回避で一致したばかりです。政府関係者が出席しないだけで米選手団の派遣には影響しない見通しですが、日本や欧州など各国の北京五輪への対応を左右する可能性もあり、中国は反発しています。
中国外務省の<趙立堅>副報道局長は、「新疆問題は純粋に中国の内政であり、外国勢力の干渉は決して許せない。米国は新疆でジェノサイド(集団虐殺)や強制労働があると顔に泥を塗ろうとしているが、中国人民からすれば笑い話だ」としています。
また、英『タイムズ』紙は20日、来年2月の北京冬季五輪をめぐり、<ジョンソン>首相が「外交ボイコット」を検討していると報じています。政府内で「活発な議論」がなされており、<トラス>外相はボイコットを支持しているといいます。