『東洋の魔女』@<ジュリアン・ファロ>監督
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1964年10月、戦後復興の象徴として開催されました東京オリンピック。メダルラッシュに日本国民が熱狂する中、圧倒的な実力を見せたのが女子バレーボール日本代表でした。
インパール作戦に従軍し、奇跡の生還を果たした<大松博文>監督率いる代表チームのメンバーは、その大半が紡績工場で働く工員で、連日深夜まで徹底的な特訓を受ける生活を送りました。その結果、彼女たちは世界から「東洋の魔女」として恐れられる存在となっています。<市川崑>監督の記録映画『東京オリンピック』をはじめとする当時の映像、80代に差しかかった彼女たちの肉声などを交えながら、なぜ日本は彼女たちに熱狂したのかを解き明かしていきます。
監督はテニス選手<ジョン・マッケンロー>を追った『完璧さの帝国』(2018年)など、アスリートたちに焦点を当てた映像作品を手がけてきた<ジュリアン・ファロ>が務めています。