日経平均株価(12月8日)@終値2万8860円62銭
Dec
7
「変異株(オミクロン)」を巡って、現状では深刻な症状には至りにくいとの見方が有力になりつつあるようです。米<ファウチ>首席医療顧問は7日、初期データに基づくと従来型より重症化しにくい可能性があると指摘。重症化リスクについてはまだ不明な点も多いが、大規模な経済活動の制限で景気が大きく下押しされるような事態は避けられそうとの期待が支援材料になり、投資家が運用リスクをとる姿勢を強めています。
また、7日の米市場でハイテク株への買いが活発だったため、ハイテク株を含むグロース(成長)株の物色も旺盛で、値がさのハイテク株を中心に買いが入っています。
後場に入ると日経平均は一段高となりました。一方で心理的な節目の2万9000円が視野に入ると、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えています。