12日、<森村桂>の旅行記『天国に一番近い島』(1966年)で知られる南太平洋の仏領「ニューカレドニア」でフランスからの独立の賛否を問う住民投票が行われています。
選挙管理委員会によりますと、投じられたのはほとんど独立反対の票でした。事前に投票のボイコットを呼びかけた独立派は「結果は受け入れられない」と主張しており、今後さらなる混乱も予想されています。
選管が12日夜に発表した暫定開票結果によりますと、独立賛成票はわずか3・5%で、反対票は96・5%。約18万4千人の有権者のうち、投票したのは約8万1千人で、投票率は43・9%でした。
独立派の政治家たちは、新型コロナウイルスの流行を理由に、投票前から「投票は延期されるべきだ。どんな結果が出ても受け入れられない」と繰り返し主張してきました。今後は、投票の有効性を争うとみられています。
「ニューカレドニア」は、オーストラリアの東岸から1500キロほど離れた島々です。人口は約27万人。約41%を〈カナク〉と呼ばれる先住民、約24%をフランスを中心とする欧州系が占めています。
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Posted at 2021-12-12 14:42
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Posted at 2021-12-12 15:06
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Posted at 2021-12-12 16:26
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