日経平均株価(12月23日)@終値2万8798円37銭
Dec
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前日の米株式相場の上昇を受け、東京市場でも運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが先行しました。アジア市場で主要な株価指数が総じて高く推移したことで、リスクも取りやすく買いへの安心感も広がりました。午後には上げ幅を広げ、この日の高値で引けています。
前日の米株式市場では、米食品医薬品局(FDA)が製薬のファイザーが開発した新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」の緊急使用を承認したと発表があり、感染拡大や重症化を抑制できるとの期待が広がり主要な指数が上昇しました。東京市場でも自動車や機械といった景気敏感銘柄の一部に買いが入り、原油や非鉄金属など資源価格の上昇を背景に、鉱業や海運、非鉄関連にも買いが入っています。
市場参加者が少ないなかで、前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約62億円成立、売り方の買い戻しも入って上げ幅を広げた面も出ています。