「変異株(オミクロン)」(83)@日本(12月29日)
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感染経路不明の「市中感染」とみられる事例も〈大阪府、京都府、東京都、福岡県、愛知県、広島県、富山県、沖縄県〉の8都府県で報告されています。
国内の「変異株(オミクロン)」感染者1例目は、成田空港の検疫で陽性となり、11月30日に同株への感染が判明したナミビア人の外交官。厚生労働省によりますと、この事例を含め、空港検疫で見つかった同株感染者は12月29日時点で360人に上ります。
また、空港検疫では陰性でしたが、自宅などに帰った後に感染が判明する場合や、渡航歴がなく感染経路が不明の市中感染とみられる事例など「空港検疫以外」の事例も増えています。
29日だけでも、初めて見つかった三重県の1人、大阪府で11人、沖縄県で8人など計26人が判明しており、同日までの総数では111人になっています。
34人と最も多い大阪府では、寝屋川市の高齢者施設で「変異株(オミクロン)」でのクラスター(感染集団)が発生しています。沖縄県は米軍基地関係者など20人、東京都は13人に上っています。