オリンピックの開幕まであと25日となった中国・北京に隣接する天津で、新型コロナの「変異株(オミクロン)」の「市中感染」とみられる事例が確認されています。地元当局は、全市民1300万人以上を対象にしたPCR検査に乗り出しています。
中国国営の中央テレビによりますと、天津で8日、2人が新型コロナのオミクロン株に感染していることが確認されたということです。2人の感染経路はわかっておらず市中感染とみられていて、その濃厚接触者の中にも18人に新型コロナの陽性反応が出ています。
地元当局は9日朝から1300万人以上の全市民を対象にPCR検査を開始していて、オミクロン株の感染者はさらに増える可能性があります。
北京冬季オリンピックの開幕まであと25日となる中、中国政府は感染拡大防止に体制強化に乗り出すことでしょう。
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