ダウ平均株価(1月31日)@終値3万5131ドル86セント
Jan
31
米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの加速が景気を冷やすとの見方が根強く、景気敏感株を中心に売りが出ている。半面、今年に入り下落が目立っていたハイテク株の一角には買いが入っています。
1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に年内の利上げ回数予想を上方修正する金融機関が相次いでいます。(FRB)の金融引き締めが米景気の減速につながるとの見方から、化学のダウや機械のハネウェル・インターナショナルなどに売りが出ています。決算を受けて前週末に大きく売られた建機のキャタピラーも続落し、クレジットカードのビザも安い水準です。
ハイテク株の一角は上昇しています。今週は1日にネット検索のアルファベット、2日に交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)、3日にネット通販のアマゾン・ドット・コムが2021年10~12月期決算発表が控えています。米金融政策を巡る不透明感からこのところ大きく売られてきたハイテク株が持ち直し、相場を支えています。