日経平均株価(4月6日)@終値2万7350円30銭
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金融引き締めに慎重なハト派で知られた米連邦準備理事会(FRB)の<ブレイナード>理事が、5日の講演で量的引き締め(QT)を5月にも急ピッチで始めるとの見通しを示しています。最近はインフレ抑制に積極的な姿勢をみせていましたが、金融引き締めに前向きなタカ派色の一段の強まりに改めて米金融政策の先行きへの警戒感が強まり、東京市場でも運用リスク回避に動きが流れました。
午前中この日の安値「2万7214円61銭」を付けていましたが、昼からの後場では、ハイテク株の一角には下値で押し目買いも入り、日経平均は一段と下げ幅を広げる展開にはならず、終値は3営業日ぶりに反落し、前日比437円68銭(1.58%)安の2万7350円30銭で取引を終えています。