日本における〈観客の映画史〉に迫る展覧会「日本の映画館」が、東京・国立映画アーカイブで、本日4月12日(火)から7月17日(日)にかけて開催されます。
1930年(明治36年)10月1日東京・浅草に日本初の映画常設館「電気館」が誕生してから現在まで、同展覧会では映画館の写真、プログラム、雑誌や書籍、実際に映画館で使われた品々などから、映画館の誕生やシネマコンプレックス登場以前の歴史を振り返ります。
貴重な興行資料を軸に、川崎と北九州の例を通して、映画館と人々の関わりを提示。さらに建築としての映画館の変遷や、フィルム映写の技能にも着目しています。
大型劇場が開場した戦後の映画黄金期、映画館を飾った絵看板、日本各地の映画館、1980年代のミニシアターブーム、映画館をめぐる本といった多彩なトピックで日本の映画館の歴史をたどることができる内容になっています。
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