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- <芦辺拓>『大鞠家殺人事件』@第75回日本推理作家協会賞
第75回日本推理作家協会賞の発表があり、「長編および連作短編集部門」に<芦辺拓>氏の『大鞠家殺人事件』(東京創元社)が選ばれています。
<芦辺拓>氏は、1958年5月21日大阪府大阪市出身。同志社大学法学部卒業後、読売新聞大阪本社の校閲部・文化部記者として勤務する傍ら、1986年に本名の<小畠逸介>名義の『異類五種』で第2回幻想文学新人賞に佳作入選、1990年、<芦辺拓>名義での『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。1994年に専業作家となり、日本一地味な探偵「森江春策」が時空や虚実までも越えた謎に挑む「森江春策の事件簿シリーズ」などがあります。
また「短編部門」には、<逸木裕>氏の『スケーターズ・ワルツ』(KADOKAWA『小説 野性時代』2021年2月号)と<大山誠一郎>氏の『時計屋探偵と二律背反のアリバイ』(実業之日本社Webジェイノベル2021年配信)が選ばれています。
「短編・評論部門」としては、<小森収>氏の『短編ミステリの二百年1~6』(東京創元社)でした。
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