ニューヨーク・マンハッタン7番街50丁目付近から撤去される最後の公衆電話
23日、米ニューヨーク市でマンハッタン7番街50丁目の角にありました公衆電話の最後のブースが撤去されています。
かつて街中で見られたシルバーと青の公衆電話は、2015年から6000台以上が取り除かれ、無料WiFiや携帯電話に通信手段が取って代わり、一つの時代が終わりを告げました。
ニューヨークの公衆電話は、コミックからハリウッド映画やテレビ番組まで、ポップカルチャーに広く登場していますが、2000年代初頭からの携帯電話の普及、2010年代以降のスマートフォンの爆発的拡大で、公衆電話はニューヨークの街角から姿を消し始め、さらに2015年、無料WiFiスポット「リンクNYC」が随所に導入されたことがとどめとなりました。
コミックや映画の『スーパーマン』では、主人公の新聞記者「クラーク・ケント」が変身するときに使ったニューヨークの公衆電話。当局は不使用となったマンハッタン地区4か所のブースを残すとしており、残されるのはアッパーウエストサイド地区ウエストエンドアベニューの66丁目、90丁目、100丁目、101丁目の交差点付近の四つだといいます。
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