2022年6月17日よりドキュメンタリー映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』が公開されますが、英国の<エリザベス女王>(96)は12日、2016年に死去したタイの<プミポン前国王>(2016年6月に在位70年を迎え、同年10月に亡くなった)と並び、世界史上2番目に在位期間が長い君主となっています。
<エリザベス女王>と<プミポン前国王>の在位期間は「70年と126日」で、17~18世紀に約72年にわたって君臨したフランスの<ルイ14世>に次ぐ長さになります。
<エリザベス女王>は1952年2月6日、父の国王<ジョージ6世>の病死に伴い25歳で王位を継承し、1953年6月2日に戴冠。2007年12月に英史上最高齢の君主となり、2015年9月には在位期間が英史上最長となっています。<ルイ14世>の在位期間は1643年5月14日から1715年9月1日までの「72年と110日」です。
英国では今月2~5日、女王の即位70年の記念行事「プラチナ・ジュビリー」が開催され、国を挙げて女王の治世を盛大に祝いました。女王は国民から深く敬愛されていますが、昨秋に一時入院して以来、健康不安がつきまとい、最近は杖を使うことが多く、公務の欠席も目立っています。
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