本日<13:00(~15:09)>より、1988年7月23日より公開されました『優駿 ORACION』の放送があります。
一頭のサラブレッドをめぐる牧場主や馬主、調教師、厩務員、騎手などさまざまな人人の生き様を描いています。兵庫県神戸市生まれで吉川英治文学賞を最年少の40歳で受賞した<宮本輝>原作の同名小説『優駿』(1986年10月25日・新潮社刊)の映画化で、監督はこれが第一作となるテレビドラマ『北の国から』の<杉田成道>が務めています。
北海道・静内の牧場主「渡海千造」(緒方拳)と息子「博正」(緒方直人)の夢は、名馬をつくりダービーを制覇することでした。そして伝説の名馬「ゴドルフィン」の血をひく仔馬「オラシオン」が無事産まれます。和具工業社長の「和具平八郎」(仲代達矢)は二つの悩みを抱えていました。一つは会社の危機で、もう一つは娘の「久美子」(斉藤由貴)も知らない腎臓移植が必要なほど重病の腹違いの弟「誠」(吉岡秀隆)の存在でした。
「和具」は「オラシオン」を3千万円で買い、「久美子」は「オラシオン」の馬主となり、弟と知らされた「誠」の見舞いに通います。やがて「オラシオン」は「博正」の手を離れ、本格的な調教を受けるため大牧場へと移されます。
そして「オラシオン」は見事デビュー戦で優勝。「誠」はこの晴れ姿を見れずに死に「和具」は会社を買収され、「渡海千造」も胃ガンでダービー直前に息を引きとります。ケガの後遺症が心配だった「オラシオン」でしたが、ダービーで優勝、「和具平八郎」は「久美子」、「博正」と共に、牧場を始めます。
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